【ご報告】第6回まちづくり勉強会「わが町の文化とは②」

今回は前回挙がった事柄が、

どの地域の影響を受けているものなのかを探り、

色麻の文化がどのような性格を持っているのかを考えてみました。

例えば、納豆餅は山形方面の影響が考えられます。

そして、お正月にナメタガレイを食べる習慣は、

岩手・宮城の沿岸部の影響です。

なぜ、内陸部の文化と沿岸部の文化が混在するのか。

調べてみると、最上海道という街道があることがわかりました。

この街道は仙台方面から山形の沿岸まで続く道らしいのですが、

この中継地点の一つに黒沢村(色麻)があることがわかりました。

現在の色麻町上黒沢地区だろうと思われますが、

仙台方面と山形を結ぶ街道が色麻を経由していたとすれば、

太平洋側と日本海側の文化が交錯していたことも頷けます。

人々の往来が多かったことを考えると、

異文化を受け入れる性格が、

色麻の文化にはあるのだろうと考えられます。

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